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SL 給水温め器 煙突 砂まき管 空気溜 逆転棒 ボイラ安全弁 ナンバープレート 運転席 分配弁 調圧器 従輪 空気圧縮機 連結棒 動輪 主連棒 弁装置 クロスヘッド シリンダー 先輪 除煙板 前部標識

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給水温め器(きゅうすいあたためき)
ボイラー内の水が温度低下を起こし蒸気圧が低下するのをふせぐため、あらかじめシリンダーの排気熱で水を温めておく装置。
煙突(えんとつ)

燃焼ガスや蒸気を放出させるところ。

煙突

砂まき管(すなまきかん)
上り勾配や落ち葉などで動輪が空転するのを防ぐための砂を撒く管。
空気溜(くうきだめ)
空気ブレーキなどに使う空気を圧縮して溜めておく場所。
逆転棒(ぎゃくてんぼう)
蒸気機関車の前進、後進を切り替えると共に、列車の加速度に影響する蒸気の締め切り率を調整するもの。
ボイラー安全弁(ぼいらーあんぜんべん)

ボイラーの圧力が高くなりすぎたとき蒸気を出して圧力を下げる装置。

ボイラー安全弁

ナンバープレート(なんばーぷれーと)

鉄道車両1両ごとに付けられる固有の記号番号を記載したもの。

ナンバープレート

運転室(うんてんしつ)
機関士と機関助士が運転操作をする場所。キャブとも言われる。
分配弁(ぶんぱいべん)
空気ブレーキ用の圧縮空気をコントロールする装置。
調圧器(ちょうあつき)
蒸気をコントロール蒸気分配箱から、空気圧縮機に送られる蒸気の圧力をコントロールするもの。
従輪(じゅうりん)
ピストンから伝えられる動力を直接受け取らない車輪で動輪より後方にある車輪。
空気圧縮機(くうきあっしゅくき)

空気ブレーキ用の圧縮空気を作る装置。圧縮空気は冷却して空気溜に送る。

空気圧縮機

連結棒(れんけつぼう)
列車の進行方向一番前にある動輪(主動輪)と他の動輪を連結して、動力を全ての動輪に伝えるもの。
動輪(どうりん)
ピストンから伝えられる動力を受けて動く車輪。
主連棒(しゅれんぼう)
ピストンの往復運動をクロスヘッドなどを通じて回転運動にし、その力を動輪に伝えて回転させるもの。
弁装置(べんそうち)
クロスヘッドからの動きを受けてシリンダー内の蒸気を吸気・排気するための装置。
クロスヘッド(くろすへっど)

シリンダー内のピストンの動きを、車輪を動かすための主連棒とシリンダー内の吸・排気をするための弁装置に伝える部品。

クロスヘッド

シリンダー(しりんだー)

ボイラーから供給される蒸気でピストンを往復運動させるためのもの。この力で動輪を回転させ、蒸気機関車を動かす。

シリンダー

先輪(せんりん)
ピストンから伝えられる動力を直接受け取らない車輪で、動輪より前方にある車輪。先従輪(せんじゅうりん)ともいう。
除煙板(じょえんばん)
蒸気機関車が走るときに風を上方に流して、煙が運転室や客室の窓から進入するのを防ぐためのもの。デフレクターとも言う。
前部標識(ぜんぶひょうしき)

列車の一番前であることを示す標識のこと。夜暗いと列車の前と後ろがわからないので、標識に灯りを照らして前方からその列車の進行方法を確認する。

前部標識

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