第9回企画展
「大阪環状線~大阪まあるく60年~」
開催期間 | 2021年11月27日(土)~2022年3月6日(日) |
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開催場所 | 本館2F 企画展示室 |
はじめに
戦後の復興の中、大阪市民の要望により1961(昭和36)年4月に開業した大阪環状線は、2021年に60周年を迎えました。これを記念して大阪環状線開業60周年記念企画展「大阪環状線~大阪まあるく60年~」を開催しました。
企画展の内容
1.大阪環状線のあゆみ
大阪環状線は、戦前から運行されてきた城東線と西成線をつなぐ路線として計画されました。1956(昭和31)年3月に着工され、1961(昭和36)年4月25日に開業しました。大阪の町の発展とともに、路線が計画され、地上線から高架線へと変化し、現在の姿になるまでの60年のあゆみを紹介しました。
大阪環状線の駅に設置されていた券売機。120円、150円、160円区間切符の販売をしていました。
国鉄時代に使用されていた運行標識板や駅名対照表などを紹介しました。
2.大阪環状線を走ってきた車両たち
大阪環状線で活躍してきた車両のほか、現在の主力車両である323系は実際の座席や機器なども交えて紹介しました。
323系電車完成時の除幕式で使用された幕を展示しました。323系のパネルには、実物の前照灯をはめ込みました。
各車両の模型、運転終了記念弁当、201系デザインのヘッドフォン等のユニークな資料を展示しました。
3.これからの大阪環状線
JR西日本では、2013(平成25)年12月に「大阪環状線改造プロジェクト」をスタートし、大阪環状線の魅力アップを進めてきました。このコーナーではその取り組みを紹介しました。
安全快適な駅づくり、車両新製などの取り組みを紹介しました。
大阪環状線の全19駅のシンボルの花や、各駅の改造前、改造後の様子を紹介しました。
開催中の見どころ
企画展示室に集結した大阪環状線19駅!
大阪環状線の全19駅の駅名看板を一堂に展示し、ボタンを押すと発車メロディーが流れるようにしました。
お子様から大人まで、大阪環状線の駅を訪れたような雰囲気を楽しんでいただきました。
関連イベントも盛りだくさん!
人気の鉄道ジオラマでは企画展にあわせて、大阪環状線で走行していた列車をお楽しみいただきました。また、「103系特別展示」「講演会」「ミニ103系運転会」等も開催しました。